城北リーグ東練馬チーム 指導者 ガイドライン
城北リーグ東練馬チームでは、指導者の指導心得を作成しています。いわゆる指導者の憲法とでも言うべきものです。
城北リーグ東練馬チームに入団してくる選手は、将来のプロ野球選手あるいは甲子園出場を夢見て、
身近な地元の軟式野球チームではなく、わざわざ城北リーグ東練馬チームに高い会費を支払って入団してきた選手です。
私達指導者は、彼らの夢の実現に向けて期待に応えなければなりません。
しかし、指導の仕方次第では選手の手助けにもなれば妨げにもなります。
間違った指導は、妨げばかりか故障の原因にもなります。
私達は選手に対して重大な責任を負っていることを理解しなければなりません。
そこで指導の意思統一を図ります。
まず、
1:少なくとも指導者毎にまちまちの指導や表現では選手が混乱するばかりであること。
2:私達指導者は人それぞれに今まで積んできた経験と知識や時代に差があり、
また昨今の野球技術やトレーニング技術は日進月歩であること。
を理解しなければなりません。
1.城北リーグ東練馬チームの理念
(リーグの指導方針としてホームページで宣言し、これに賛同して入団してきた選手が殆どであることを理解してください)
2.技術指導方針
(1)ジュニア・マイナー・メジャーすべて、硬式野球をやる上で、中学・高校になっても通用する技術指導を行う。
(今勝てばいいという指導ではなく、今だけ通用する技術指導ではなく、シニア、高校野球にも通じる技術を指導します)
(2)指導者は、硬式野球界で一般的常識となっていることを基本として指導します。
(例、ゴロは、腰を落として、正面で両手で捕球する等々)
仮に独自理論を教えても、この期間だけしか通用しません。
シニアに行って通用しないことは教えても意味がありません。
(3)人として、挨拶と礼儀の重要性を指導します。
3.技術責任者
メジャー監督を技術責任者とし、城北リーグ東練馬チームの最終判断とします。
学年別の指導は、実質ジュニア、マイナー、メジャーと3区分で同じ考え方で行います。
ただし、レベルに応じ以下の内容を重視します。
●ジュニア
野球の楽しさ
基本ルールの理解、正しいフォームの理解(キャッチーボール、ゴロ捕球、バッティング)
●マイナー
走・攻・守の基本の習得
●メジャー
リトル野球の完成、中学硬式野球への準備
4.指導内容
指導者は、その責任の重さを認識し、日々野球の技術知識の習得に努めます。
指導内容において、指導者間で理論の違いは当然発生するものと認識し、
その場合は、声の大小で決着せず、客観的事実で統一します。
(客観的事実とは、技術責任者の判断や指導書等に記載されていることを指します)
なお、指導内容の統一を図るため、監督コーチ以外の選手指導はご遠慮願います。