リトルリーグは学童野球で用いる軟球とは異なり、高校野球やプロ野球と同じ硬球を使うので、グローブについてのご質問を多く頂きます。
今回は、簡単によくあるご質問をご紹介するとともに、グローブメーカーについてもいくつかご紹介したいと思います。
よくある質問
Q.軟式用のグラブは使えませんか?
(回答)
軟式用のグラブでも問題ありません。
最近の軟式用のグラブは、牛革も良質な商品が増えていますので、軟式用のグラブでも構いません。
ただし、軟式用のグラブは、硬式用のものと比べると厚みが薄いので、捕球時の痛みを訴える選手は多いです。
小学3~4年生くらいであれば、軟式用のグラブで問題ないと思います。
もし捕球時に痛みを訴えるようであれば、守備用の手袋をはめるか、グラブの捕球面の革と革の間に充て革を入れてもらうと良いと思います。(ただし充て革を入れると1万円~1.5万円ほど費用がかかると思います。)
Q.ティーボールのグラブは、どういったグラブが良いですか?
(回答)
ティーボールカテゴリーは、幼稚園の年少・年中から小学3年の夏までの期間を過ごすカテゴリーで、ボールは見た目こそ硬式球ですが、芯はゴムボールが入っている安全なセーフティボールですので、グラブについては軟式用の柔らかく小さめのグラブがお薦めです。
年齢的にも、お子さんの手は非常に小さいので、大きなグローブは重いですし、捕球動作を悪くして、悪い癖を身につけるだけですので、最初は小さめのグラブを用意してあげて下さい。
少年野球のオールラウンドタイプのグラブであれば、問題ありません。
たまにオモチャの合皮のグラブを持って来られる方がいますが、お遊戯ではないため、牛革のグラブを使うようにリーグではお願いしています。
Q.リトルリーグの期間でどのくらいグラブが必要になりますか?
(回答)
子供の成長具合によっても異なりますし、平日の練習の頻度やお手入れの仕方によっても異なりますが、一般的には、グラブの寿命は3年前後と言われています。
年中からスタートした場合、中1の夏までに、2~3個くらいは買われていると思います。
理想的なところでは、年中~小3で小さめのグラブを1つ。小3~小6で1つ。そして中1の夏に中学硬式野球に上がる前に1つといったイメージで持つと良いかと思います。
グラブメーカー編
グローブのメーカーは、ミズノ、SSK、ZETT、ローリングス、ウィルソンといった大手スポーツメーカーもあれば、今では規模は小さいですが、非常に優れた革質や職人気質な作りで、玄人を唸らせるようなメーカーも数多くあります。
中堅所も含めて、いくつか優良なグラブメーカーをご紹介したいと思います。